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計画的な修繕計画で節税・売上アップ

2017.04.13

先日より、戸建2つの外装リニューアル工事をスタートしています。

細かい補修をした後に、外壁を塗装する予定です。

いくつかの破損個所について、保険会社に申請したところ、無事に保険金がおりることになりました。

足場代なども保険金の範囲内だったので、この機会にと外壁塗装まで実施することにしたのです。

足場代もけっこう大きなコストなので、その分安く塗装できると考えれば、かなり得した気分です。

毎年、確定申告をしながら、どんどんなくなっていく減価償却費を気にしていました。

減価償却費は賃貸経営の利益の源泉とも言えるので、これがゼロに近づくことは、賃貸経営の死活問題です。

しかし、程度の差こそあれ、どんな物件でもやがて減価償却はなくなってしまいます。

そこで、建物の寿命を延ばし、かつ、入居募集を有利にするためにも、また、節税のためにも、建物の修繕を計画的に進めることが必要になります。

今回の外装リニューアルも、そこまで計画的というわけではありませんが、前々からそろそろと考えていたことでした。

資金的にも、ちょうど金融機関との関係づくりのために調達した運転資金がそのまま使えますので、物件取得のための自己資金も温存できます。

最近、売却のご相談などもよく受けていますが、「売却に出す前に外壁塗装までしてしまった方がいいかどうか」というのは、よくあるご質問の一つです。

ですが、正直、これに答えはないように思います。

「200万円かけて外壁塗装して、売値を300万円アップさせられるかどうか?」といったことは、正直、誰にも分かりません。

買い主によっては、リニューアル工事で価格を上乗せされるのだったら、そんな工事なんてしなくてもいいからその分売値を安くしてほしい、という方も多いですものね。

とはいえ、今回塗装しているのは戸建ですので、実需に対しては有効な手段と考えています。

一般のお客様は、そもそも塗装の相場など把握されていることはないですし、また、外壁がボロボロだと、やはり見学の場面でもひかれてしまうことが往々にしてありますものね。

そのような意味で、今回の塗装は、

  • 入居募集に有利になる
  • 節税になる
  • 建物の寿命を延ばす
  • 売却しやすい状態になる

といった、複数のメリットが得られるものと考えています。

もともと真っ白だった戸建を、今回、真っ黒?に塗る予定ですので、また、このコラムでもどんな感じになったかご紹介できたらと思います!

まとめ:
節税や入居募集、建物の延命を可能にする外装リニューアルは積極的に計画しよう。

今回は、外装リニューアルについてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。