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不動産は単なる投資商品じゃない!

2017.11.23

先日、ちょっとしたアクシデントがありました。

大阪で商談があり、ちょっと早目に到着してカフェで席を確保していました。

いつもコーヒーはブラックしか飲まないのですが、この日に限って何故かマイルドなものが飲みたくなり、ラテを注文。

トラブルが発生したのは、そのラテを席に持っていった矢先でした。

二泊三日の出張だったので、愛用のリュックサックがすごい重量だったのですが、これをちょっと移動させようとしたときに、テーブルの上のラテをひっかけてしまったのです。

まだ一口も飲んでいなかったので、なみなみと注がれたラテが床一面に激しくこぼれてしまいました。

幸いなことに、角の席だったので、周りのお客様には被害はなかったのですが、フロアは散々な状況。

一斉に注目を浴びてしまい、挙動不審な感じでオロオロしてしまいました。

そんなとき、スタッフさんが飛んできて、すぐに掃除をはじめてくれたのですね。

さらに、「お召し物は大丈夫ですか?」と、非常に丁寧な言葉で気を配ってくれました。

そして最後に、「すぐにお代わりをお持ちしますが、ラテでよろしかったでしょうか?」と優しく言葉をかけてくれたのです。

これには正直、びっくりしてしまいました。

コーヒーをこぼして掃除の手間をかけさせてしまったのに、そんな私に無料でお代わりを提供してくれるなんて、本当に感激でした。

そして、その後のお客様との商談も、何だかとってもあたたかい気持ちでお話しすることができたのです。

人の善意の気持ちって、周りの人にプラスの影響を与えるんだな~と実感しました。

こういうことをされると、例えチェーン店であっても、またそのお店に行きたくなってしまいますよね。

次の日も時間調整するタイミングがあったのですが、もちろんそのカフェに入りました。(^^

賃貸経営ではどうでしょうか。

もちろん、利回りがどうだ、返済比率がどうだといった、不動産投資としての指標は大切です。

でも、いったん始めてしまったら、売却してしまうまで、不動産は安易にやめられません。

そうであるならば、単なる投資商品やモノとして不動産を見るのではなく、入居者さんそのものとして考えていきたいと思います。

一人一人の入居者さんに真摯に向き合いあたたかい気持ちで接することが、結果的に長期入居につながったり、満室のときから紹介されたりといったことにつながるのではないでしょうか。

このようなスタンスが、結果的には最強の空室対策と言われるのかなと考えています!

まとめ:
不動産は単なる「商品」ではない!そこで生活する入居者さんにフォーカスしてみよう。

今回はカフェで経験した、スタッフさんのうれしい対応についてお話ししました。

何かの参考にしていただければ幸いです。