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自分だけ儲ける→しっぺ返し・・・?

2018.03.22

最近、忙しさにかまけて、自分の物件の掃除や巡回を怠けていたのですが、そのしっぺ返しが一気にやってきています・・・。

トラブルや退去が、手を替え品を替え(?)やたらと襲いかけてきたのですね。

掃除や巡回は業者さんに委任していて、特に自分が行わないと絶対ダメ、というわけではないのですが、「初心忘るべからず」と、自分への戒めのために、物件には行くようにしています。

その方がなんだか満室状態が続くし、トラブルなども起こりにくいように感じるからです。

不思議なもので、物件に行かなくなるととたんに色々な問題が発生することが多いです。

やっぱり、物件運営にかける思いというか、オーラ的なものが、良いようにも悪いようにも伝染してしまうのだと考えずにはいられません。

今年、賃貸借契約の再契約(更新)時期がかなり重なっています。

特に、新築した物件が一斉に再契約を迎えるのです。

物件の多くは、再契約料(更新料)がとれるエリアなので、手続きが大変と思いながらも、一方では、「再契約料と更新料で儲かる年だな・・・。」とニヤニヤしていました。

これ、ダメなパターンですね。

満室を続ける成功大家さんは、再契約料や更新料は、入居者さんやお部屋に還元して、さらなる長期入居をしてもらおう、と考えます。

例えば、再契約してくれたらクリーニングのサービスを提供するとか、ウォシュレットを無料で設置するとかです。

入居者さんのメリットをまず一番に考えるのですね。

ところが、私はダメな大家で、自分のことばっかり考えていました。

サービスを提供するどころか、自分だけ儲けよう・・・って、けっこう最低な大家です。

だいたい入居を継続していただけるだけでもありがたいのに、それすら忘れてしまうのは言語道断。

サービス業の基本を忘れてしまうととたんに経営難に陥る
ということを、痛感してしまいました。

最強の空室対策は、退去させないこと、とよく言われます。

そのためには、入居満足度を高めないといけません。

ところが、これこそが本当に難しい。

だって、お部屋を選んでもらい、申し込みをいただいた時点が一番満足度が高く、入居後は、何もしなければ満足度はどんどん下がっていくものだから。

でも、難しい、しんどいと言っているだけでは何も良くなりませんので、ここは初心にかえって、一から大家力をアップさせていこうと思いました。

頑張りますっ!

まとめ:
賃貸経営の基本を忘れない。
誰から収益を得ているのかを考えると、経営はうまくいく!?

今回は、恥ずかしながら賃貸経営の基本を忘れてしまったという失敗談をお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。