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築古戸建投資、成功の基本の基本

2018.07.16

こんにちは。FPコミュニケーションズの高橋です。

先日、新聞を読んでいると、スーモによる都心7区の築年数別の「掲載・反響シェア」に関する記事がありました。

2018年の新築の掲載シェアが11.7%に対して、反響シェアは9.2%だったそうです。

要因は、

  • 都心では立地が優先されること

  • 土地取得、建築コストの上昇により、高い値付け賃料であること

と分析されています。

当社でも、新築物件の空室相談がここ数年増加していると感じています。

建売業者が投資向け物件を販売するわけですから、当然利回りを高く見せなければいけません。

利回りを高くするためには、想定賃料を上げることと、面積を狭くして戸数を増やすという方法を取ります。

更にそのような物件は、狭いワンルームに駅からの距離も微妙という立地がほとんど。

そういった物件に住みたいかといえば、多くの人は住みたくないわけで、お客様の目線で考えれば、すぐ分かるものです。

しかし、融資が出るという理由だけで購入を決め、客付でヒィヒィ言っている人が多いのが事実です。

また、不動産投資の方法のひとつとして築古戸建賃貸が流行っていますが、ここでも失敗するオーナーさんが増えています。

それは、たとえ土地値で購入した場合であってもです。

一見、「安く仕入れることができたのだから、良いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、安く入手できるからには、それなりの欠点があるということを理解しなければいけません。

  • 建物に大きな不具合がある

  • 立地条件が悪い

これらは、結局のところ客付目線では、入居させるのが難しい物件となります。

スーモのデータに戻ると、掲載シェアに比べて、反響シェアが高いのは築31年以上の物件と驚きの結果が出ています。

要因として、

  • 大規模リフォーム実施済みであることが多い

  • 立地志向が高まり、築年数が妥協要因となっている

と分析されています。

私はそれ以外にも、築年数が経った物件は、賃料に割安感があるのだと思っています。

築古戸建を割安で仕入れようと思ったら、築30年を超えてくるものがほとんどです。

どの程度のリフォームで、住んでもらえる賃料となり、賃貸需要がある立地なのかを、最初にイメージしなければいけません。

戸建賃貸の全てがすべて成功するとは限りません。

入居者がいなければ収入はないことを、改めて肝に銘じてください。


今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。

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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!

◆高橋 淳◆