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最新情報を知らないと融資の打診もできない!?

2015.08.27

先日、物件購入のサポートのために、ある金融機関に電話をしました。

少し前に、「築古物件に積極的に融資します!」と新聞記事にもなっていたあの銀行です。

今回、購入希望者の物件が木造の築古だったため、融資してくれる銀行が限られることからの打診。

しかし、結果は散々。

「その築年数だと無理ですね。当行の規定はこうこうこうなっています。」とのことでした。

「でも、以前、確か築年数が耐用年数をかなり超過した物件でも積極的に融資する、という話だったと思いますが・・・。例外はないのですか?」と食い下がってみたのですが、「例外はありません!」と早く電話を切りたそうな様子でした。

そのあと、過去の事例を振り返りながらその銀行のローン商品について考えてみると、思い当たることが一つありました。

そう、この築古物件に対するローンは、保証会社の保証付きローンという名前だったのを思い出したのです。

ダメ元で、再トライ。

また別の窓口だったのですが、

「耐用年数超えの築古物件に対する融資で、○○っていうローン商品あるじゃないですか。今回のような物件にも融資可能ですか?」

と質問すると、

「融資可能かどうかは即答できませんが、審査次第というところです。よろしければ、審査書類を送付いたしますが。」

とのこと。

はじめに対応してくれた方の、「例外はありません!」はなんだったのかと思った瞬間です。

でも、こういうことって意外に多いですよね。

こちら側が使う言葉によって相手が、「ああ、それならあるよ。」と言ってくれるケース。

こちらがその言葉を言わない限り、相手が積極的に教えてくれない、というケースです。

そういう意味で、不動産に関する情報は常に最新のものに触れておく必要があります。

そして、さらに重要なのは、そのような情報を鵜呑みにせず、実際に自分で行動して確かめてみることだと再確認できました。

自分で行動して確かめたことだけが、自分にとっての事実になるんだと思います!

まとめ:
情報は常に最新のものに触れる。そして、それを自分で確かめよう!

今回は金融機関に対する融資打診と、自分で事実を確かめることについてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。