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入居者さんに「善管注意義務」範囲を伝えよう!

2015.10.29

先日ホームセンターで、内窓(二重サッシ)のDIYキットを発見しました。



ホームセンターはいろんな部材を見ているだけで楽しいですが、内窓までDIYできるとは知りませんでした。

以前住んでいた戸建で、内窓の効果は体験済。結露対策にすさまじい威力を発揮します。そして、冷暖房効率が高くなるのもうれしいところ。

その時は、某大手メーカーの内窓を工事業者さんに施工してもらいました。

もちろん、今回はあくまでDIYキットということでそれには劣ってしまうでしょうが、まずは試してみたいと思っています。

以前コラムでプチプチを使って結露を防ぐ方法をご紹介しましたが、もしかするとこのキットも費用対効果が高いかもしれません。

プチプチで結露はかなり防げるのですが、どうしても見栄えが問題だなと思っていました。

これから寒い季節になっていきます。

結露の根本的な解決法は「換気」ですが、なかなか換気を行ってくれる入居者さんは少ないですよね。

にもかかわらず、これでもかというぐらい暖房をかけて部屋を暖かくして、さらにお鍋で蒸気MAX。

その上で、「この物件は欠陥住宅だ!結露がこんなにできる部屋には住んだことがない!」などとクレームをつけられては、たまったものではありません。

さらに、そんなお部屋は「退去時カビだらけ・・・」というケースも少なくありません。

実際に上記のようなケースも経験しましたが、日頃から結露の仕組みや対策方法について入居者さんに伝えておくのは非常に大切です。

また、結露だけでなく、エアコンのフィルター掃除などについてもお話しできたら最高です。

「エアコンがうまく作動せず、全く部屋が暖かくならない!すぐに対応して!」と言われて、急いで業者さんを手配したら、何のことはなく、単なるフィルターの掃除不足だったということも過去にありました。

でも、業者さんの現地作業費が請求されてきます。

もちろん入居者さん負担になるべきものですが、オーナー側の責任として頑として払わない入居者さんもいることでしょう。

こんなことにならないためにも、入居者さんが最低限行うべき善管注意義務とはどういうものか、といったことを定期的に通知するようにしてみましょう。

面倒に思いますが、結局はこのようなことが、大家さんにとっても、入居者さんにとっても時間とコストの節約になります!

まとめ:
定期的に入居者さんの善管注意義務範囲を伝えること。それがお互いの時間とコストの節約につながります!

今回はDIYグッズと入居者さんの善管注意義務についてお伝えしました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。